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「コンビニで買い物をするだけ」バイトの実態は…在日外国人から日本人への“闇バイト”スカウトが増加中

普通に生活していた若者を瞬時に凶悪犯罪に加担させてしまう「闇バイト」。警察は実態解明に全力を挙げているが、その根はまだまだ深い。日本人だけでなく外国人も加担する衝撃の犯罪事情とは!?

在日外国人向けのさまざまな闇バイトの募集を確認

闇バイト

写真はイメージです(以下同)

闇バイトは多岐にわたっている。記者が在日外国人が使うSNSやメッセンジャーアプリを覗いてみたところ、実にさまざまな闇バイトの募集が確認された。 中国のアプリ「WeChat」で散見されるのが、偽ブランド品の販売要員だ。インスタグラムやフリマアプリを使い、販売させているのだ。 ちなみに1月に、偽の化粧品をフリマサイトで販売した疑いで中国籍の男2人が逮捕されているが、男らは闇バイトで雇われた「発送役」。ほかにも100人以上の「出品役」がいたと報じられた。 一方、フェイスブックにはベトナム語による闇バイト募集が盛んだ。例えば、就労許可もしくは資格外活動の許可が必要にもかかわらず、「在留資格不問」というウーバーイーツ配達代行や、免税品の不正購入を示唆するようなものまでさまざま。ちなみにベトナム人を対象とした闇バイト情報は、「Zalo」というメッセージアプリでも盛んにやり取りされている。

警察がなかなか実態を解明できないワケ

中国事情に詳しいライターの広瀬大介氏は言う。 「WeChatには在日中国人が日本で生活する上での情報交換専門のグループチャットが数多く存在していますが、そこに処方薬の売買や中国人向け違法風俗、偽ブランド品の売買、不法滞在者へのビザ取得斡旋、替え玉受験など違法ビジネスの宣伝やバイトが堂々と投稿されています。 すべて匿名な上、報酬もそのままアプリ内で決済できるので、アシがつきにくい。中国のアプリですし、日本の警察もなかなか実態を解明できていないようです」
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出し子の報酬は、詐取した額の8%
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