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40年間、新宿の“ある場所”を推し続ける男性。月150時間以上を費やし、周囲から一目置かれるその内容って?

ただ応援する“ファン”を超え、周囲に“推し薦めたい”ほどの強い憧れ、敬愛の気持ちを表す言葉「推し」。いまや国民の5人に1人が推し活をしているともいわれるが、なかには常人には理解不能なものも。超マニアックな彼らの活動に迫った! 今回は日本美術界からも一目置かれる“新宿区落合”推しの男性に話を聞いてきた。

新宿落合の箱推し、40年住み続け歴史資料をコレクション

超マニアック[推し活]の(狂)世界

落合道人さん

2万年前の石器、1500年前の鉄刀、文豪・谷崎潤一郎宛ての手紙など──。ブロガーとしても活動する落合道人さんは、無数の掘り出し物を並べながらこう語る。
超マニアック[推し活]の(狂)世界

落合にゆかりのある雑誌や絵画はもちろん、創作活動を行った文化人の手紙なども収集。

「これらは全部、落合で発見した貴重な歴史です」 箱推ししている落合周辺に40年前から住み続け、近隣の歴史史料をコレクションしている落合さん。