更新日:2024年12月16日 15:45

婚活30年の50代男性、若い女性100人と会っても結婚できなかったワケ

「人生100年時代」。50代以上の男女の出会い・婚活が花盛りだ。しかし、問題は出会えるスポット。婚活サイトやアプリに登録すれど、理想の相手と出会えない今、本当に出会える最新のスポットを探訪した! いくら出会い・婚活が花盛りといっても方法を間違えればいつまで経っても未婚のまま。今回はこじらせシニアの厳しい現実を紹介する。

ケース① 苦節30年の出会いのマラソン。交際に自信がなく小遣いを渡す日々

[シニアの出会い]最前線

坪田聡さん(仮名・55歳)自由業 年収199万円

子づくりにこだわることで、結婚を逃してしまう中高年は多いのかもしれない。坪田聡さん(仮名・55歳)もまた、20~30代女性を狙った子づくり前提の婚活に励んできた。 「私は女性との縁が薄いタイプなので、じっとしていては結婚できない。そう考えて婚活を意識したのは25歳のときです。出会いを求めて英会話やドイツ語会話のサークルに通ったり、最近ではマッチングアプリを使ったりして、かれこれ100人を超える女性と会ってきました」 苦節30年の婚活マラソン。どこかで実を結んでもよさそうなものだが、よく聞くと坪田さんは致命的なミスを続けていた。自信のなさゆえか、女性に求められると、すぐ小遣いを与えてしまうのだ。 [シニアの出会い]最前線「女性と食事に行くときは、食事代の他にお小遣いを渡します。それは昔からで、『お小遣いちょうだい』と言われると断れない。エッチもそうです。今まで風俗店以外の場所で肉体関係になった女性は3人いますが、やっぱり毎回お金を渡していました」 その3人にはマッチングアプリで出会った女子大生も含まれる。会うたびに小遣いを渡し、高級バッグをねだられるままに200万円を支払った。本人は否定するが、悲しいかな典型的な「パパ活」だろう。

ケース② 相談所、パーティ、アプリすべてダメ。30代コンカフェ嬢に狙いを定め活動中

来年に定年を迎える近藤新さん(仮名・64歳)も婚活歴は長い。42歳のときに本腰を入れた“長距離ランナー”だ。