保護猫とふれあえる賃貸ルームや民泊が人気。飼えない人にも“猫と暮らす”幸せを!

2月22日の「猫の日」は歴史的な一日に。1989年の平成バブル以来、34年ぶりに日経平均が史上最高値を更新したのだ。これは猫の力なのか……? お金も招くニャンダフル効果で幸せになる方法を探る! 今回は「猫と働ける、猫と寝られる」と話題の施設について紹介する。さらに能登半島地震で被災した猫を助ける活動を行っているネコリパブリックの活動も併せて紹介。

保護猫+賃貸住宅+コワーキングスペース

保護猫+賃貸住宅+コワーキングスペースとして’20年に誕生した「SANCHACO」では先住猫と働ける!?

東京・三軒茶屋に「保護猫共生賃貸物件」があるのをご存じだろうか? その名も「SANCHACO」。オーナーである東大史氏が話す。 「保護猫活動を熱心に行ってきた母の影響もあるのですが、ペット可物件はあっても、『飼いたいけど飼ったことがない』という人向けの物件がないと思った。そこで保護猫シェルター兼コワーキングスペース併設型の賃貸物件を考えたんです。入居希望者はシェルターで保護猫と触れ合い、一生を添い遂げる猫を見つける。猫が繋いでくれるから入居者同士の交流は密。旅行に出かけるときはお隣さんが、餌やりを買って出てくれる(笑)」 賃貸物件は1LDKで月額家賃12万円程度と周辺相場より高めだが、全室埋まっており、常に2~3組の“待ち”があるほど人気とか。表面利回りは10%を超えており、保護猫活動支援というボランティア的側面のみならず、ビジネスとしても成り立っている。

猫のいる家に泊まれるにゃん泊とは?