更新日:2024年03月27日 21:51

「沖縄 vs アジアリゾート」どっちが得? 予算7万円以内のベストな場所を、旅のプロが選んだ

「人生は選択の連続である」とは、シェイクスピアの名言だが、それは中年男にとっても例外ではない。住宅、子どもの教育、老後のための資産形成など、年を重ねるほど迫られる重要な選択。一体どっちが得なのか、究極の分岐点における正解を明らかにしていく!

バカンスを楽しむポイントは日数

中年男[究極の二択]

東南アジアは物価だけでなくホテル代も安い。比較的高めとされるリゾートですら日本のビジネスホテル並みの価格帯の宿が充実

観光庁の発表では、昨年の宿泊旅行費用は一人あたり6万3212円(「旅行・観光消費動向調査」より)。これからの行楽シーズンに、少し上乗せした予算7万円以内で幸福度の高いバカンスを楽しむなら、どこへ? トラベルジャーナリストの橋賀秀紀氏は、「ポイントは日数」と語る。 「ハワイは無理でも東南アジアのリゾートは、GWを除けば4、5月でも7万円で行けます。円安になったとはいえ、物価もホテル代もまだ日本よりは安く、同じ予算でも滞在日数を増やすことが可能です」 例えば、3日しか休めない場合でもフィリピンのセブ島なら2泊3日の旅も可能。しかし、この日程で片道5時間のフライトは少々キツい……。 「確かに、同じ日数と予算なら沖縄のほうが体への負担は少なくオススメ。宿代に回せる分が増え、ランクの高いホテルに泊まれますし、海の透明度も世界最高レベルです」

3泊以上なら…