投資で勝つ人/負ける人のメンタルの違いとは?暴落でビビって売る人は儲からない

新NISAや日経平均の上昇を受けて株式投資を始める人が増加中だ。しかし、そんな“株ビギナー”たちからは早くも「損をした」「やらなきゃよかった」といった声が続出する事態に……。初心者がやりがちな失敗する思考パターンを知り、勝ち組投資家を目指せ!

修羅場で“強メンタル”を発揮する方法

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暴落に巻き込まれて“狼狽売り”をしてしまうなど、投資をしていれば、心が折れそうになる瞬間が必ず出てくる。そこで重要なのは、やはりメンタルだ。エコノミストのエミン・ユルマズ氏と、「MBA保有の脳科学者」としても知られる投資家の上岡正明氏のような、勝てる投資家ほど修羅場では“強メンタル”を発揮するもの。また、損失に耐えるだけでなく、つい欲が出てしまう瞬間にも己を律するメンタルコントロールは重要になってくる。 「投資とは本来、地味な作業であり儲かれば何でもいいわけです。それなのに、いつの間にか投資自体にエキサイティングを求めてしまう人がいます。それは投資で負ける人の大きな特徴です」(エミン氏) 勝てるメンタル術を知ろう。

Q5.市場が暴落したときはどうする?

株式相場では年に1回程度は大きく下がるタイミングが訪れます。重要なのは「暴落や急落はあって当たり前」と認識しておくこと。むしろ勝てる投資家は暴落タイミングをチャンスに変えて資産を大幅に増やします。例えば私の知人経営者は普段は相場に参加しませんが、暴落が起きたときだけここぞとばかりに買うのです。下落局面で買うのは怖いものですが、それをチャンスと捉えられれば、資産を大きく伸ばせるはずです(上岡氏) 勝:「絶好のタイミング」と仕込む 負:「もうダメだ」と狼狽売りする

Q6.「もっと稼ぎたい」と思ったらどうする?