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半導体株はまだ買いか?爆上がり→反落のなか、業界通に注目銘柄と今後を聞く

 株式市場を左右する半導体業界の動向を押さえることは、もはや投資家にとって必須とも言える。半導体商社ベンチャーを率いる気鋭の業界通が、最新トピックスを解説する!

知らなきゃマズい!半導体業界の行方

81313356_M ’24年の株高を象徴する半導体関連株。日本株の時価総額4位である半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン(東P・8035)をはじめ、アドバンテスト(東P・6857)やSCREENホールディングス(東P・7735)などは年初から軒並み60~80%の株価上昇となっている。  足元では株価の上昇に頭打ちの兆しも見られるが、今後も半導体が株式市場における最重要テーマであることは変わらないだろう。 「半導体業界で長く働いていますが、今後も業界全体が伸びていくのは間違いない。スマホや身の回りの家電製品だけでなく、生成AIや電気自動車、さらにスマートグラスなど今後の有望分野を支えるのはすべて半導体です。私たちの生活はもはや半導体がなくては成り立ちません」  そう話すのは、半導体商社「トナリズム」のCEO・新川裕也氏だ。もともとは世界4位の外資系半導体商社でトップセールスとして活躍していたが、その後独立し、今ではSNSでも積極的に半導体業界の情報を発信している。

現場にいるからこそできる「考え方」とは?

 その豊富な知識から、半導体関連ニュースが流れるとSNSで投資家から「解説してください」といったお願いが舞い込んでくるという。
1975年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。編集プロダクション「ミドルマン」所属。株、FX、仮想通貨など投資関係の記事を幅広く執筆。著書に仮想通貨の入門書『ヤバイお金』(扶桑社)、『FXらくらくトレード新入門』(KADOKAWA)など
1975年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。編集プロダクション「ミドルマン」所属。株、FX、仮想通貨など投資関係の記事を幅広く執筆。著書に仮想通貨の入門書『ヤバイお金』(扶桑社)、『FXらくらくトレード新入門』(KADOKAWA)など

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