更新日:2024年08月03日 14:14
ライフ

1年の勉強で東大に現役合格。女性ラッパーが体得した“勉強の黄金比率”とは?

勉強の効率を高めるためには、「暗記に頼ったインプット型の学習よりも、問題演習などに重きを置くアウトプット型の学習がおすすめ」と語る、東大生ラッパーのMasterplum/DJ +M(ぷらむ)さん。時期に応じた両者のバランスの調整や、試験本番を見据えたスケジュールの作り方について話を伺った。資格試験など、仕事をしながら限られた時間で勉強を進めなければいけない社会人も必見の内容だ。

インプット/アウトプット、最初は「6:4」が黄金比率

ぷらむさん。東大の学園祭でZINEを発売する際、友人が撮影したもの

――前回の記事で、暗記などインプット中心の学習よりも問題演習などアウトプット中心の学習がおすすめ、というお話がありました。この2つのバランスをどう考えますか。 ぷらむ:知識をインプットしなくては、何も始まりません。とはいえ、武器だけあってもそれらの使い方を知らなければ意味がない。見せかけではなく、実際に使える武器を増やすべきでしょう。 私のお勧めは、時期によって勉強の比率を変えること。勉強を始めたての頃は、インプット:アウトプットの時間の比率を6:4程度に設定します。最初のうちは少しでも知識をかき集めることが重要ですが、徐々にアウトプットの比率を増やして、慣れてきたころには4:6程度にするのが理想です。
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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