セックスの後で女性が「同意じゃなかった」と…逮捕される前に集めるべき“無実の証拠”とは? 弁護士が教える「間違えない男女交渉」Vol.7
身に覚えがないのに突然、逮捕されてしまったり、警察からの出頭要請があった場合はどうすべきか。逮捕・裁判にならないためにしておくべき行動とは?
前回は、不同意性交等・わいせつ罪で訴えられないための予防的措置について述べました。今回は、嫌疑をかけられた場合の事後的な対処法について、状況別に話をしたいと思います。
性交渉のあと、相手の女性が同意の有無について不満を抱いているような場合、警察沙汰にならないうちに誠意をもって対応することが肝心です。そのためには、相手の不穏な動きや態度をできるだけ早く察知することが必要です。
性被害を自覚した女性が、警察に駆け込む前に見られる行動パターンとして「急に連絡が取れなくなる」ということが挙げられます。
少しでも自身に後ろめたい部分がある場合や、酔って自分の行動を思い出せないような場合は、「どうしたの? 何か嫌なことしちゃったかな?」というように、女性に寄り添って事情を伺うメールを送りましょう。
慶應義塾大学法学部・同法科大学院を卒業後、加藤・浅川法律事務所代表弁護士。投資被害の救済を専門として数々の詐欺事件の集団訴訟(原告側)を担当。最近ではサッカー選手・伊東純也氏の性加害疑惑で伊東氏側の弁護を担当
「急に音信不通になる」のは警察に駆け込む前兆
示談は速やかに開始すること
慶應義塾大学法学部・同法科大学院を卒業後、加藤・浅川法律事務所代表弁護士。投資被害の救済を専門として数々の詐欺事件の集団訴訟(原告側)を担当。最近ではサッカー選手・伊東純也氏の性加害疑惑で伊東氏側の弁護を担当
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