9月27日に行われる自民党総裁選に先立ち、霞が関の官僚約100人にアンケートを実施。官僚にとって、首相になってほしい人物・なってほしくない人物は誰か？　本音を赤裸々に語ってもらった。 　今回の総裁選は野党第一党からはどう見えるのだろうか。立憲民主党の米山隆一氏は、「派閥解体後初の自民党総裁選という点で、力学が従来とは異なる」と指摘する。 「これまでは派閥の言うことを聞いていれば、政務次官や副大臣、大臣になれるなどのメリットがあった。しかし今後は、カネはともかく、ポストを獲得がしづらくなり、派閥に従うメリットが消えた。となると、自分と自分の選挙に有利になる事を第一に考えて総裁候補を選ぶことになる」 　その観点から、各候補の当選可能性をどう見るか？