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父親になる平均年齢が急上昇。高齢パパのメリットとデメリットとは

高齢&晩婚化で50歳を過ぎて子宝を授かる男性が増えている。体は衰え、稼げる時間は限られ、親の介護リスクに頭を悩ませる……。そんな高齢パパの奮闘と葛藤を追った。

父親になる年齢が、世界で上昇中

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高齢パパの増加は世界的にも見られ、日本は特に顕著だと言われる。杉山産婦人科生殖医療科の木村将貴氏が話す。 「米国では’15年までの40年間で父親になる平均年齢が3.5歳上昇。日本は4.5歳も上がっています。当院に来られる方も半数が40歳以上、50歳以上も10%を占める。避妊法や不妊治療の発展、経済的な理由やキャリア形成の過程で結婚・出産を遅らせる人が増えた影響と考えられます」

高齢でパパになるメリット

高齢パパは体力的には若者に劣るが、メリットもある。