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「夫の戒名代を、寺に二重取りされました」。葬儀&墓園をめぐるトラブルが続出中

―[狙われる老後]―
コツコツ働いて、贅沢はできないまでも生きていくために蓄えた老後資金を狙う輩で世の中は溢れている。これが高齢化社会の現実なのか。身近に潜む最新手口に迫る!

人の死を巡るトラブルや事故が急増

狙われる老後

夫が眠る墓地にて。無事に納骨ができた後は「毎月のようにお布施を求めるはがきや手紙が来る」(Tさん)

孤独死など人の死を巡るトラブル、事故が急増し、社会の隠れた不安要素となりつつある。 北関東在住のTさん(80歳)が経験した事例もその一つだろう。彼女は時折目に涙を浮かべながら、夫の死の際に味わった“理不尽”な経験を話してくれた。 「7年前、夫が病死した際の話です。町の小さな家族葬専門の葬儀会社さんの一室で、私と子ども2人と孫だけでお見送りをしました」

40万円を包んで葬儀は無事に終わるも…