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第5子以降の誕生祝金は1人50万円!「子育て支援日本一」を謳う長野県上伊那郡宮田村

増税・物価高――。我が国では相変わらず先行き不透明な状況が続いている。そこで本誌では“支援金”が多い自治体に着目。働かずしてもらえるお金を増やし、死ぬまで過ごせる自治体はどこか調べてみた。

現金給付以外の支援策も充実

[お金をもらえる自治体]ランキング

けいすけさん(32歳)、さえさん(35歳)。夫の仕事の都合で東京都板橋区に3年間居住→’24年、宮田村に移住。日帰りで千畳敷(せんじょうしき)カールに行けて「毎日が旅行感覚」とさえさん。Instagramアカウント「さえ│子連れキャンプと絶景と長野移住」@_saecam_

「子育て支援日本一」をキャッチコピーとして、数多くの育児支援策を打ち出す長野県上伊那郡宮田村を紹介したい。 誕生祝金は子の数が増えるごとに加算され、第5子以降は1人50万円。ほかにも18歳まで医療費の窓口負担無償、給食費4か月分無償など、現金給付以外の支援策が充実している。 ’24年3月、東京から4歳・2歳の子どもを連れて移住したけいすけさん夫婦に話を聞いた。 「出産を機に、自然豊かな場所で子育てを望むようになりました。アルプスの絶景が好きで、初めから長野が第一候補でした」(妻・さえさん)

都市部へのアクセスも良好