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パチンコで脳内に何が起きる?やる気がみなぎる「ドーパミン」を自分で出す方法

多忙すぎる仕事に、些細な家庭問題、複雑化する人間関係の構築と現代社会はストレスフルな要因に取り囲まれている。そんな窮地を救うのが「脳内麻薬」だ。ストレスを軽減し、やる気とリラックス効果を生む……。日常生活のちょっとした行動で脳汁を出す100の方法を紹介! 今回は、幸せホルモンと呼ばれるドーパミンをドバドバ出す方法を伝授しよう。

モチベーションの起爆剤ドーパミンとは?

日常で[脳内麻薬を出す]方法100「やる気」の正体とも呼ばれ、幸せホルモンの一つ。学習、意欲、喜び、快楽に関与し、過剰に出ると抑制が利かなくなる一面もある。

期待を原動力に生まれる強力なモチベーション

セロトニンやβ-エンドルフィンと並び「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミン。脳科学者の篠原菊紀氏は「生存確率を高める『報酬ホルモン』である」と解説する。 「人間に限らず移動する生物は皆、ドーパミン神経系を持っています。良質なエサ(報酬)を得られた場所があると、再びそこへ行こうと前のめりになる。これがモチベーションを高め、やる気のもとになるのです」(篠原氏) ドーパミンは笑いや感動、新たな刺激によって分泌されるが、実際にはまだ起きていない将来的な予測(期待)に対してもすぐに反応する点が特徴のようだ。
日常で[脳内麻薬を出す]方法100

※画像はイメージです

「ラットを使った実験で、エサが投入される直前にランプが点灯するようにしたところ、ランプが点灯した時点でラットの脳内ではドーパミン神経が活性化しました。しかもその分泌量は、通常のエサやりのときの2倍に。実はこのノウハウはパチンコで多く使われており、ヒット作の『海物語』のランプが鳴り響く予告演出はその典型です」(篠原氏)