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浴衣でカジノを練り歩かされて…20代元看護師が「出稼ぎ風俗嬢」として体験した過酷な現場

 経済苦、ホストに強要され、自己実現のため……リスクを顧みず「出稼ぎ風俗嬢」として海を渡る日本人女性が増えている。それぞれの置かれた環境、背景、そして見た景色とは?

アジアでは日本人が人気も英語圏では陰りが……

[売られる日本人女性]の実態

マカオの高級サウナのショータイム。東南アジア系、中国人、ロシア東欧系、日本人と分けて、ステージに上げられる。日本人は浴衣を着せられ、胸をはだけるよう指示されたという

 日本人女性の出稼ぎは韓国以外にも広がっている。  ホストの強引な営業で借金300万円を背負わされた元看護師のサクラさん(仮名・29歳)は、3週間のマカオでの売春体験を話す。 「私が働いていたのはカジノに併設された高級サウナでした。そのショータイムで浴衣を着て客の前を練り歩き、指名されたら奥の個室でセックスをするんです」  ガウン姿の中国人男性客がかじりつくステージでは東南アジア系、中国人、日本人グループという順番で顔見せのランウェイが行われた。  マカオのサウナは女性の国籍により相場が違い、50分のプレイ代は東南アジア系=約5万円、中国人=約6万7000円、日本人=約11万円となっており、日本人が最高値をつけられているという。