さらに中国人が日本中にあふれる!2025年、訪日中国人ビザの要件緩和で起きること
一般的に「2025年問題」といえば、団塊の世代(1947~1949年生まれ)が全員「後期高齢者」になる年で、かつ国民の3人に1人が65歳以上になるため、超高齢化社会に突入する転換期だと捉えられている。
さらに’25年はトランプ米大統領の就任や、参院選もあり、日本でも世界でも混乱が必至な状況だ。しかし、2025年問題はほかにもある。
私たちの身近な生活に影響を及ぼしそうなニッチだけど大問題なテーマを紹介しよう!
’24年末、中国は日本人のビザ免除を再開したが、見返りとして日本政府は訪日中国人のビザ要件緩和を表明した。
「現状の観光ビザの要件は年収などで判断されますが、その基準の引き下げが予想されます。’25年はコロナ前のように中国人観光客が大挙して押し寄せますよ。訪日外国人旅行消費額の最新データでは中国人が1位で5177億円。相当な経済効果になる」(中国人ツアーガイド)
事業者からの期待も大きい。
「’24年は免税売り上げが過去最高でした。’25年は中国人が増えるので、春節セールでドカンと儲けようと上層部も期待している」(百貨店店員)