ニュース

行政視察は観光と宴会?元地方議員・河合悠祐氏が語る「地方議会の実態」

 衆議院選挙や兵庫県知事選など、注目度の高い選挙が続いた’24年。一方で、投票率が低下の一途を辿り、注目度も低いのが地方議会だ。劣悪議員が人知れず好き放題している現状を現役&元議員に聞いた。

京大卒のジョーカー議員「老害議員は駆逐すべきだ」

[ヤバすぎ地方議員]急増の実態

ジョーカーの姿でYouTubeやTikTokなどで発信を行う。「撮影していると若者から声をかけてもらうことが多い」(河合氏)

「議会のヤツらの頭は草加せんべいよりも固い!」  ’22年、“ジョーカーメイク”で議会への初登壇を拒否された際にそう憤ったのが、元草加市議会議員の河合悠祐氏(43歳)だ。そんな型破りな男が地方議員たちのヤバさを語る。 「草加市議会の多くは地元の名士や商売人なので、たいした選挙活動もせずに何期も当選する高齢議員が多い。その結果、市長からのおかしな議案も滅多なことがない限り、反論せずに可決してしまう。僕がSNSで議案の使途不明金を指摘したら、自民党のベテラン市議から『裏金問題に対して俺らが何もやってなかったのがバレるから黙っといて』と釘を刺されました」  ほかにも公務と称するなかで、驚く内容があったという。