50代に差しかかった男性は心身は衰え、会社では先が見え始め、家庭では子育てが一段落する一方、親の介護など多くの問題を抱え込む。そんな悩める中年男性に、世の酸いも甘いも嚙み分けた夜職女性が人生後半の成功のカギを伝授する！ 今回は認知症の母の介護に終わりが見えず疲弊している中年男性の相談が舞い込んだ。回答するのは21年間にわたって板に立ち続けるストリッパーの翔田真央さんだ。 5年前、78歳の母に認知症の症状が現れました。兄が2人いますが、独身で実家住まいの私が面倒を見てます。介護に終わりはなく、精神的に苦しかったけれど、母は足が悪く徘徊の心配がないので、金曜の夜だけは飲みに行き、飲み友達には母のことを話して救われています。母は施設に入れる予定で、近所の特養の入居待ちです。辛いことは多いけど、悩んだから解決するものでもない。母が亡くなれば相続が問題になるかもしれませんが、今から考えても仕方ないと思ってます。 中西慶介さん（仮名・55歳）運輸会社 北海道出身。大学4年生のとき、ススキノでスカウトされ、わずか1か月後には渋谷・道頓堀劇場で初舞台を踏む。以降、全国各地のストリップ劇場に出演。特技は料理、けん玉