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「3日徹夜でも乗り切れた」元自衛官が語る、極限状態でメンタルを守る考え方

通勤の満員電車、上司や同僚とのトラブル、達成できないノルマ……。職場を離れた家庭でもストレスを抱えやすい現代社会。少しでもメンタルを守る“護心術”をプロに伝授してもらった! 今回は自衛隊流の護心術を学んでいこう。

元自衛官が過酷な状況から心を守った方法とは?

プロが教える[おとなの護心術]

厳しい環境に身を置くことで護心術も磨かれる

「自衛隊はメンタルをやられて辞める人も多い世界。ハードな訓練や演習があるので仕方ないですが、そこで残れた人は心を守る術を身につけていたのかもしれません」 そう話すのは、防衛大学校卒・元自衛官で、心のケアに詳しいA氏。自衛隊流の護心術とは? 「教官や先輩から、日常生活を安定させることが大切と教えられました。訓練では極限状態に近いレベルで追い詰められることもありますが、アイロンがけやベッドを綺麗にメイキングするなど、日常的な作業で心を落ち着かせるのは自衛隊ならではかも。生活をルーティン化することも有効だと教えられたので、転職した現在も、自衛隊の起床時間の6時に起きる生活を続けています」

激務でストレスMAXなときはご褒美を設けよう

激務でストレスがMAXになりそうなときは、“褒美”を設けることが護心になるとも。 「演習で3日間の徹夜が決まったとき、『死ぬかもしれない』と思いましたが終わったら、これから柔らかいベッドで少しでも眠れることを励みに乗り切りました。何事にも終わりがあることを示すご褒美が疲れた心を落ち着かせるんじゃないかと思います」 また、空想に思いを馳せることも護心対策であるとも続ける。 「教官にシゴかれたときは、これは映画『フルメタル・ジャケット』の世界なんだと思い込むようにしていましたね。そのおかげか、いまは何があっても死ぬことはない、と気楽に暮らせています」 心の自衛も考え方次第か。 【元自衛官 A氏】 防衛大学校卒業後、自衛隊に入隊。過酷な訓練を経て除隊。機密性の高い企業へ転職したため匿名 取材・文/週刊SPA!編集部