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元ヤクザの牧師が教える護心術「聖書は失敗から立ち直る人たちの物語」

通勤の満員電車、上司や同僚とのトラブル、達成できないノルマ……。職場を離れた家庭でもストレスを抱えやすい現代社会。少しでもメンタルを守る“護心術”をプロに伝授してもらった! 今回は、元暴力団員の牧師という異色の経歴を持つ進藤氏にこの荒波のような現代社会において心を保つ方法を聞いてきた。

元ヤクザ牧師流護心術は懺悔の心で生きること

プロが教える[おとなの護心術]

進藤龍也氏

「自分の心を守るためには懺悔の心、すなわち素直な心を持つことです。誠実に相手と向き合うことが、一番の護心術だと思いますよ」 そう話すのは、元暴力団員で牧師の進藤龍也氏。異色の経歴を持つ進藤氏が考える、素直な心とは? 「素直さとは、相手に対して裸の心で向き合うこと。自分が失敗やトラブルを引き起こしてしまったときも、包み隠さずすべて明るみに出す。自分に噓をついていると、何事も解決から遠ざかるのは明らかですし、誰かに許されないままだと気分も重くなってしまいますから」