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ゴミ袋と段ボールさえあればシェルターを確保できる!避難所が大混雑で入れなかったときの寝床確保術

地震、噴火、台風、豪雨……。国は防災グッズの準備を促すが、正直ちょっと高い。また、出かけ先など“備え”がないときに被災したらどうすれば? 今回、0円で代用できる防災サバイバル術を伝授する! 野外での避難を余儀なくされる場合に備えて0円で寝床を作るサバイバル術を伝授する。

ゴミ袋&段ボールで作った簡易シェルターで避難!

[0円防災]サバイバル術災害発生時、倒壊や火災などにより避難経路が分断されることや、高齢者やペットなどがいて“近くでしか”動けないこともままあるだろう。一刻も早く安全に過ごせる場所をつくることは急務だが、東日本大震災で被災した経験から防災にも使えるアウトドアショップ「ENstyle」を開業した川村峻介氏は、ゴミ袋と段ボールが手に入れば、積極的に“簡易シェルター”として活用すべきであると説く。 「野外での避難を余儀なくされる場合、外気にさらされる昼夜を安全に過ごす必要があります。ゴミ袋や段ボールがあれば、簡易的なシェルターとして利用が可能。空気を入れて膨らませた袋と段ボールは雨風をしのげ、断熱性に優れているため冬場でも温かい。段ボールを数枚重ねたベッドを作るなど、この2つを組み合わせることで緊急時の寝床としても代用できるでしょう」 [0円防災]サバイバル術もしも避難場所に人が駆け込み過ぎて満足に休めない場合、この簡易シェルターを“頑丈な建物”の中で使うことも生き残りの選択肢とも。 「最悪、地下鉄の構内や地下街が開放されていれば、雨風をしのぐための選択肢の一つに。水害等で地下が使えない場合、屋外でも橋の下や屋根がある場所もアリです。そのときも、体力を失わないように体温の維持は忘れずに」