恋愛・結婚

30~60代男性全体の4割が「浮気の経験あり」。不倫による経済波及効果は、驚きの10兆円規模!?

 男女が禁断の愛を交わす裏で、巨額マネーが動いている!“不倫ブーム”とも言える昨今だが、経済効果は急成長。出会いからデート代、探偵まで、関連ビジネスを総ざらい!

経済効果は10兆円超!?人材サービス業界の規模に匹敵

推計10兆円![不倫経済圏]の全貌

※画像はイメージです

 拡大する現代の不倫市場。ジャパン・セックスサーベイによる男性の浮気率の調査(’20年)では、30~60代男性全体の4割が「経験あり」と答えた。
推計10兆円![不倫経済圏]の全貌

エコノミスト・門倉貴史氏

 この数字から「不倫による経済波及効果は、10兆円規模まで拡大している」と推計するのは、エコノミストの門倉貴史氏だ。 「各年代の浮気率を’20年の人口データから実数で算出すると、30~60代の不倫経験のある男性は合算で788万人。これに私がヒアリング調査から試算した不倫デートの平均費用(ホテル代や食事代など)の年84万円を掛け合わせると、6兆6192億円の市場規模になり、インフレによってその額は年々増加傾向にあります。さらに、不倫デートで訪れる飲食店や娯楽施設で創出された雇用などの二次的な経済波及効果まで含めれば、その経済規模は約10兆円に膨らんでいると考えられます」  10兆円という額は人材サービス業界の規模に相当。いかに巨大かがわかるだろう。

年間100万円支出して不倫を5年維持する男性