なぜ女性だけが“望まない妊娠”の責任を負わなければならないのか?「最後に抱きしめたときは、やっぱり泣いた」21歳女性の無念
生後間もない赤ちゃんの遺棄事件が相次ぐ中、熊本に続き東京でも運用が始まった「赤ちゃんポスト」や、匿名で出産できる「内密出産」に注目が集まっている。母子を苦しめるのは男性か、それとも社会か。最前線に迫った。
都内でパパ活を繰り返す田中葵さん(仮名・21歳)が初めて子供を身ごもったのは2年前。高校卒業後に上京し、憧れていた医療事務の仕事に就くための専門学校に入るも、メンズ地下アイドルにのめり込み、退学。
“推し”に貢ぐため、毎日違う男性と体を重ねていたとき、妊娠が発覚した。
「なんとなくお腹が動く感じがして、産婦人科で検査した結果、妊娠していると。もともと生理不順だったし、妊娠後もほぼお腹が出てなかったから全然気がつかなくて。発覚時にはすでに妊娠8カ月で、堕ろせませんでした。金払いがいい男性には生中出しを許してたから、相手が誰かもわからない。なるべくアフターピルを飲むようにしてたのに、まさか妊娠するなんて……」
正確な妊娠時期が判明しなかったため、医師から指定された日に人工的に陣痛を誘発させて出産に挑むことに。だがこの時点で葵さんは、「この子はちゃんと育ててくれる家庭に託そう」と決めていた。
「アフターピルも飲んでいたのに…」気がついた時点ですでに妊娠8カ月
![[赤ちゃんを育てない決断]のリアル](https://nikkan-spa.jp//wp-content/uploads/2025/05/20250526baby7-e1748276885936-550x396.jpg)
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