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元スーパーサラリーマン兼アクティビストが明かす、社長と株主構成から「減配しない」株

10月4日の「投資の日」を前に日経平均は4万5000円を突破。そんなアゲアゲ相場の牽引役の一つとなっているのが高配当銘柄だ。そこで今回は、すでに高値圏にある高配当株ではなく、配当収入に加えて値上がり益まで狙える「未来の高配当株」をピックアップ。“配当貴族たちの知見を基に厳選&大公開する!

アクティビスト投資家が注目するのは…

値上がり益が狙える[未来の高配当株]ベスト50

個人投資家・アクティビストの田端信太郎氏

高配当投資が注目を集めるなか、ほかの投資家とは異なる目線で相場を見つめる男がいる。歯に衣着せぬ発信で何度も炎上しながらライブドアなどの高成長ベンチャーを渡り歩いた元“スーパーサラリーマン”であり、「アクティビスト投資家」の田端信太郎氏だ。その投資歴は20年に上る。 「私が投資に際して最も注目しているのは社長や株主構成。いくつもの高成長ベンチャーで働かせてもらい、社長次第で株価は大きく変わってくることを身にしみて感じたので。堀江(貴文)さんはライブドアを時価総額1兆円企業にしようとして、ライブドアショック(’06年)直前までは着実に株価を伸ばしたし、ZOZOの前澤(友作)さんも強烈な個性で会社を引っ張った。 野村アセットマネジメントの調査によると、創業オーナー社長の会社は株価のパフォーマンスが明らかに高いようです。創業家銘柄のパフォーマンスはTOPIXを3割程度上回り、生え抜き社長の会社よりも高い。社長は自身が大株主であるため、企業成長と株価、自身の利益が直結しているためとみています」

国がオーナーの銘柄は「減配できない」