『まだおじさんじゃない』現代中年 惑いまくり小説【第九章・第四話 若林信二編】「卒業」/鳥トマト
―[連載小説『まだおじさんじゃない』]―
漫画編集者として働く若林信二。担当コミック『わたしの理解あるカレ君』がアニメ化され、ライツ事業部・堅山賢一主導のもと好調だが、作者・ヒルビリー真中との関係は悪化の一途を辿る。若林はカウンセラー・山本唯花と結婚。会議の場で「これまでの自分」を語りだす。
「僕も五十歳になったときに、部長のような力を維持できているだろうか」――。『東京最低最悪最高!』が話題の人気漫画家・鳥トマトが“大人にならなければ”と自らを戒める中年の心の惑いを描く。
