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ポケモンカード配り詐欺に、NFT詐欺。情弱を狙う最新手口

世界の投資家から熱い視線を注がれ、株高に沸いている日本。だが、背後では金融商品を巡るトラブルが相次いでいる。警戒すべき金融商品と、そのカラクリを熟知して情報強者となるべし! 今回はNFT詐欺と、「お金配り」の進化系とも目されるポケカ配り&オリパについて解説していく。投資系詐欺に引っかからないようによく読んで注意しよう。

【NFT詐欺】 売ったら即トンズラ! 脱法ICOにも活用

詐欺に精通する元情報商材屋の医カス氏が話す。
[買うと損する]金融商品

医カス氏

「まだ話題になっていませんが、120億円以上集めている仮想通貨の詐欺プロジェクトもある。なかでも『D』の関係者はすでにドバイに飛んだようで、今後、事件化する可能性が高い」 その詐欺的プロジェクト「D」では、オレオレ詐欺をやっていた連中が高齢者をターゲットにNFT(非代替性トークン)を売りつけていたという。
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’22年に突如消えたNFT「Tekika」

「独自につくったトークン(仮想通貨)を仮想通貨交換の無登録業者が売ってお金を集める行為はICO(仮想通貨での資金調達)に当たり、国内では違法行為ですが、適当に作ったイラストをNFT化して売り出すのは合法。そこで『このNFTを持っていると、タダで仮想通貨がもらえて、毎月40%のリターンが出る』と勧誘。NFTを詐欺グループが用意したDEX(分散型取引所)に預けると、仮想通貨で配当が出ると謳い、お金を集めているが、すでに一部の投資家に対する配当と出金手続きが停止している」