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森永卓郎氏ほか、プロが買ってる金融商品6選。長期で手堅く増やすにはコレ

世界の投資家から熱い視線を注がれ、株高に沸いている日本。だが、背後では金融商品を巡るトラブルが相次いでいる。警戒すべき金融商品と、そのカラクリを熟知して情報強者となるべし! 今回は経済アナリストの森永卓郎氏に話を聞いてきた。

今から買うなら、米国債は外せない

森永卓郎氏

「買うと損する金融商品」には総じて、高コストでハイリスクという共通点がある。高コストであるがゆえに、売り手となる銀行・証券会社には販売手数料や信託報酬の一部などのかたちで大きな手数料収入が入る。つまりは、多くのコストとリスクを投資家だけに負わせるから、「買うと損する」かたち。では、金融のプロたちが買う金融商品は、どんなものか? 金融・財政のプロである経済アナリストの森永卓郎氏はこう話す。 「基本的に銀行や証券会社に勧められた金融商品は買いません。信託報酬が高いなど、彼らが儲かるだけの商品である可能性が高いからです。そのため、私は30銘柄ほどの個別株を長く保有し、日経平均株価の上昇に伴ってリターンが増えるポートフォリオを組んで運用してきました」 今から買うなら、米国債は外せないという。