高齢者とSEXというテーマは、長らく真剣に語られてこなかった。 　しかし、高齢者が増えるに従い、徐々に性生活を謳歌する人も増え、身体や認知機能へのいい影響が紹介されるようになった。その最前線を追った！ 「世界最高齢のAV女優」という肩書を持つ小笠原祐子さんは現在88歳。海外のテレビ局から取材されるほどの有名人だ。 　81歳で熟女AVメーカー「ルビー」からデビューした後、現在も現役で出演し続ける傍ら、スナックでホステスとしても働いている。 「59歳でパパ（夫）を膵臓がんで亡くしたのですが、入院するまで毎日1回はSEXをしていましたね。 　新婚時代は朝2回、夜2回の一日4回よ。パパとのSEXが、今でも人生で一番です。でも、『おちんちん大きいね』と言ったり、女性が上になったりっていうのは、AV女優になってからするようになりました。恥ずかしくてね。 　だから、自分はそっけなかったなと思いますよ。撮影中に口の中に精液を出されたことがあるのですが、初めての経験でした。 『ああ、こういうことをパパにやってあげればよかったな』って思うこともあります」 　トレードマークの明るい大きな笑顔で彼女はそう語る。 『曾孫と行く禁断の温泉旅行』『お婆ちゃん逆ナンパ』など、これまで7本の作品に出演している小笠原さん。彼女のファンも多いとか。 　AV出演のきっかけは知人女性から誘われ、撮影現場を見学したことだとか。