更新日:2024年12月16日 15:18
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東大生女子ラッパーが編み出した「時間管理術」。9か月で偏差値15も上昇させた手法とは?

全国で約50万人にものぼる受験生のうち、東京大学に入学できるのはたった3000人。狭き門を制して合格をもぎ取るためには、一定の勉強時間を確保することが不可欠だ。東大受験の覇者たちは、受験勉強の際、どのように集中力を保っていたのか。東大生ラッパーのMasterplum/DJ +M(ぷらむ)さんは、「暗記などインプット中心の学習より、問題演習などアウトプット中心の学習がおすすめ」と語る。

最低限の勉強で、最大限の収穫が得られる勉強法を

取材に応えるぷらむさん。日頃はいかつめのメンズファッションやメイクを好んでいる

――東大に受かるまで、どの程度勉強していましたか? ぷらむ:中学時代は勉強が簡単で、毎日1~3時間ほど机に向かいました。高校に入ってからは勉強が難しくなり、最低限の予習復習以外やらなくなりましたが、受験勉強を始めてからは、平日で4~5時間、土休日で8時間以上は頑張りました。 最初のうちは億劫に感じた勉強も、徐々にわかることが増えると楽しくなった。実際、高校3年生の春に勉強を始めて、冬にかけて、偏差値が15程度上昇しています。偏差値が上昇すると、見える世界が変わります。たとえば受験直前期は記述問題を楽しみながら解くようになり、「勉強がつまらない」のではなく、「わからない勉強がつまらない」のだと痛感しました。
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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