「専業主夫」はアリか?夫と妻に聞くメリット「親にはだいぶ非難されましたが…」

共働き夫婦が約7割を占める現代において「稼ぐ妻」が世帯年収を押し上げ、存在感を増している。これを戦略的に捉え、「妻の稼ぎを伸ばす」ことで世帯年収を倍増させている者たちがいる。彼らに共通するものは何なのか。新時代の夫婦の戦略を解明していく!

【夫の視点】興味に時間を使え人間関係のストレスもない

[夫婦で稼ぐ]の新常識「’23年末、会社員時代に通勤中の電車で急に倒れ、医者から適応障害と診断されました。もともと短期離職を繰り返しておりストレスに弱い自覚はあったので、限界が来たと。休職を経て完全に離職し、現在はたまに副業する“主夫”です」 そう語るのは都内に住み、正社員で働く妻を支える主夫でありながら、ライター、デイトレードで貯金するシュフライター氏(33歳)。会社員時代の収入は額面で月30万~40万円だったが、固定収入がなくなった現在はどうやりくりしているのか。 「料理は一度に数日分作るなど、生活費を抑えることを心がけています。デイトレードが好調なときは、ライティングと合わせた副業収入が会社員時代の月収を大きく上回ることもありますが、現在のような株の暴落に備え貯蓄しています」 主夫という少数派の道を選ぶことで見えてきたメリットはあるのか。