大規模選挙が数々行われた’24年。長年投票率の低下が叫ばれていたが、新進気鋭の政治家たちによる巧みなメディア展開が大衆の関心を集めた。政治家生命を左右しかねないSNS運用について識者が徹底分析！ 　今後、政治とSNSの関係はどのように変わるのか。「選挙ドットコム」編集長の鈴木氏は、選挙結果にさらに反映されるようになると見る。 「投票時に参考にしたメディアを調査すると、40代以下の世代ではネットが半分近くを占めています。都知事選ではYouTubeに影響を受けた票が100万近くあったとも言われていますし、最近の伸びを見ていると全世代でネットが1位になるのはそう遠くはないはず。より影響は増していくでしょう」 　多くの政治家が「石丸・玉木に続け」とばかりにSNSに躍起になるのも頷ける。そのような流れのなかで、「動画の“演者”として映えるかどうかが、人気のカギになっていきそうだ」と続ける。