現役アイドルからの「手書きの手紙」に反響続々
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――最近では今やってる「シアターの女神」公演でも、本来担当している高柳明音さんが居ないときは「夜風の仕業」というソロ曲も任され、歌唱力への評価が上がっているように思いますが。
山下:歌うことが本当に好きで、保育園の頃からずっと歌手になりたいって思ってたんです。それが今、「虫のバラード」や「夜風の仕業」などのソロ曲を多くのメンバーがいるなかでやらせてもらえるのはすごいことだなって思います。
――今、ソロでやってみたい曲とかありますか?
山下:今ですかぁ。うーん、松井玲奈さんの「枯葉のステーション」!やってみたいですね(笑)。
――今後の目標は?
山下:新しいことに挑戦したくて楽器とかに手をつけてみようかなと。ただやっぱり歌が好きなので、弾き語りができるもので挑戦できればいいなと今たくらんでます(笑)
※山下ゆかりから読者への手紙は日刊SPA!にて公開中
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<取材・文/ヤスオ 撮影/青山裕企 写真提供/AKS(公演写真)>
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今、“アイドルが送る手書きの手紙”が、ファンの間で話題となっている。その手紙を送っているアイドルというのが、SKE48に所属する山下ゆかりだ。この手紙、実はGoogle+(以下、ぐぐたす)上で投稿されたものであるが、意外とこれが「ありそうでなかったいい企画」「推してしまいそう」とファンから好評。人気企画となっているのだ。
そんな“手書きの手紙を送る”山下ゆかりにインタビューを敢行。手紙に対する思いを聞くとともに彼女の魅力に迫った。
――今、手紙の反響が大きくなっているみたいですが、まずどうして手紙を始めようと思ったんですか?
山下:もともと、ぐぐたすでなにかやりたいなっていうのはあって模索してたんです。いただいたファンレターを読んいでるときに、ファンの方に手紙を書いてみたら喜んでもらえるかなって思って。私、実は書くことが好きなんです。高校でも勉強は嫌いだけどノート取るのは得意みたいなコだったので、手書きの手紙にしようと思いました。でも、実際に書くと一人一人にはさすがに書けないなって思って……。なら、ぐぐたすに上げてみようって思ったのが最初だったんです。
――その後、すごい反響があったみたいですが
山下:率直に嬉しいです。今はちょっとドームコンサートまでの準備に集中したいのでお休みしているんですが、去年の11月に初めてもう50通は書いていましたね。手紙を見て、ぐぐたす上でコメントはくれないまでも、握手会に初めてきましたっていうファンの方もいたんです。そんなこともあって今は書ける限り続けていこうって思いますし、ブログとかよりも伝えれる気もするので、大事なことほど手紙に書くようにしてます。
――山下さんに感化されて、手紙を書いてきてくれたファンの方もいたとか?
山下:そうですね、ファンの方からのお手紙の数は増えました。初めて書きましたって人もいて、初めてが私なんかでいいのかなと思ってしまいました(笑)。
――他にも手紙を始めたことで変わった部分とかありました?
山下:いろんなネタを探すようになりました。メンバーを見ているだけでも毎日が発見で、楽しいなって思うようになったんです。
――1通とはいえ、手書きの手紙を用意するのは大変な作業では?
山下:時間的に書けないときはお休みしてますし、無理はしてないです。字も汚いし書くのも最初は「どうしようどうしよう」って、5回~10回は書き直してたんです。でも紙がもったいないなって思ったので、ノートに下書きしたり、思いついたときに携帯にメモしたりして、最近は30分くらいで書けるようになりました。それにもっと手紙が浸透していけばいいなって思うので頑張りたいんです。
――手紙以外の部分では、山下さんは公演で歌っていた「虫のバーラド」がSKE48のリクエストアワーで‘12年・13年と2年連続トップ10入りして注目されたこともありましたよね。
山下:はい。なんか信じられないですけど(笑)。去年は、「虫のバラード」を歌っていた「逆上がり」公演が終わっていたこともあって、まだ見たことないって方が「見たい」って投票してくれたっていうのもあったみたいです。たくさんの方にそう思っていただけたのは嬉しいことですね。
――「虫のバラード」はもともとAKB48の秋元才加さんのソロ曲ですが、去年の場合、秋元さん卒業後の披露になりました。公演で歌っていたメンバーは山下さんしか居なくなってしまったのですが、自分なりの「虫のバラード」にたどり着いた感じはありますか?
山下:最初からくらべられてた部分はあったので、どこか秋元さんみたいに完璧にやらなきゃって思ってたところはありました。でも秋元さんが「虫のバラードは、誰のものでもないから、誰の真似をするでなく自分の想いで自分が感じるままに歌ってみてください」と言ってくださって、自分のやり方を見つめ直すきっかけになりました。
――具体的にどのようにやっていたの?
山下:結構コンサートとかではいろんな方が「虫のバラード」を歌っていたので、会場や映像で見て研究してたんです。でも一切見ないようにしました。自分のなかだけでイメージを作ろうと思って。歌い方も自分流に変えてみたりしました。
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