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侍ジャパン最年少の村上宗隆が五輪にかける思い「金メダルを獲る、獲りたい」

 今や球界を代表するスターとなった。2000(平成12)年の早生まれ、プロ4年目の21歳。大学生ならば就活真っただ中の4年生が、すでにプロの世界で堂々たる活躍を続ける1億円プレーヤーとなった。 村上宗隆 オールスターゲームにも選ばれた。そして、いよいよ初戦が28日に迫った東京五輪野球日本代表「侍ジャパン」にも最年少で選出され、打線の中軸を託されるのは間違いないだろう。侍ジャパンの中で圧倒的な存在感を誇る若き大砲。かつて「肥後のベーブ・ルース」と称された「日本の四番候補」は今何を思うのか? 村上宗隆とはどんな男なのか――。

東京五輪は「楽しみ」よりプレッシャーのほうが強い

――いよいよ、東京五輪が開催されます。現在の心境としては「楽しみ」なのか、「不安」なのか、どのようなものなのでしょうか? 村上:「楽しみ」というよりは「勝たなきゃいけない」というプレッシャーや、「金メダルを獲る、獲りたい」という思いのほうが強いです。侍ジャパンに選んでいただいた責任感もありますけど、それ相応の結果で恩返しをしたいし、短期決戦なのでどうなるかわからない不安も……。それが今の率直な気持ちです。 ――村上選手がプロ入りした’18年時点では「’20年東京五輪」の開催はすでに決定していました。入団当時は五輪を意識していましたか? 村上:入団したときにはとにかく一軍で活躍することが最優先でした。もちろん、プロでやっていけるのかどうかの自信もなかったし、最初は本当に一軍に必死に食らいつく気持ちだけで、オリンピックを意識することはほとんどなかったです。

1年の延期によって生まれた心境の変化

――本来であれば、プロ3年目となる昨年の開催でしたが、オリンピックは1年延期されて今年の開催となりました。1年の延期によって心境の変化は生まれましたか? 村上:本当ならば去年開催されるはずだったんですけど、延期が決まったときに「ちょっとチャンスがあるんじゃないかな?」っていうのは思いました(笑)。去年開催されていたら、まだそこまでのレベルじゃないと思っていたけど、去年ある程度成績を残したことで、「あとはしっかり守備をやるだけだな」と思っていました。
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「早くから内野練習をやっていれば…」
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