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ワクチン1回で完了。アメリカの「ワクチンツアー」に行ってみた一部始終

 ようやく日本でも若者向けの接種が広まりだしたコロナワクチン。周りが予約をとっている最中、早々にワクチンを打つ方法を思いついた。一時期、話題になったアメリカの「コロナワクチン接種ツアー」である。ツアー会社が主催しているツアーに申し込めば、ワクチンを打って、しかもコロナ禍で夢のまた夢となった海外旅行まで満喫できるのではないか? 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
体当たりで記者が[やってみた]

旅行会社に手配された接種会場に来た記者。まるで薬局のような場所だが……

コロナ下での海外旅行とは? アメリカへ「ワクチンツアー」に行ってみた

 調べてみると、打つワクチンはジョンソン&ジョンソン社のもので、1回の接種で済むらしい。しかも、アメリカに着きさえすれば送迎、ワクチン接種の申し込みまでツアー会社がサポートし、現地では細かく日本人スタッフが面倒を見てくれるとのこと。  これなら英語がからきしダメな記者でも安心。というわけで、3泊5日でアメリカ・ロサンゼルスに赴き、“弾丸ワクチンツアー”を体験してみることにした。

渡航費26万円、ツアー費38万円。その価値はあるか?

 このコロナワクチンツアー、申し込みステップは以下の通りだ。  まず、東京からロサンゼルスまでの航空券を手配し、フライトスケジュールをツアー会社に連絡する。フライトスケジュールが3泊5日の旅程で問題なくツアーを組めるかを確認してもらい、問題なければ晴れて日本を飛び立てる。ちなみに、土日を挟むとワクチンが打てないため、平日に限定されるので注意が必要だ。  結果、日本を月曜日18時すぎに出て、ロサンゼルスに同日12時ごろに到着する便で向かうことに。ロスまでの往復航空券はスカイスキャナーで最安値を探し出し、往復26万8000円。なかなかの値段だが、この時期にワクチン接種を一発で終えられ、海外の状況を見られる意義は大きいだろう。  翌日。ツアー会社から無事にツアーの申し込み完了の連絡が届いた。気になるツアー料金は、ワクチン接種代、現地のアテンド代、ホテル代、朝食代、送迎代込みで38万円。なお現地でのランチやディナーは自己負担となる。  だが、これだけで出発できるほどコロナ禍の海外旅行は甘くない。パスポートとアメリカの渡航認証許可申請ESTAのほかに、出国時刻前72時間以内のPCR検査陰性証明書が必要となる。都内のクリニックでPCR検査を受診して、料金は2万2000円。この時点で航空券代、ツアー代を含めて70万円弱となる。……高えぇ。  しかし、もはや退路は断たれた。ちょうど日本を出国する日はオリンピック開催目前。世界各国から集まる選手たちと入れ替わる形で日本を離れることに。
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日本人ツアー客と思われる人物は記者一人だけ
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表紙の人/ 大原優乃

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