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「親が死ぬ前」にすべきこと。500人アンケートでわかった後悔

 昨今のコロナ禍で「親の死」が頭をよぎる機会も増えたのではないだろうか。いつかは必ずやってくる別れの前に、今から心がけるべきことは何か? 今回は親との死別について500人にアンケートを取った結果を発表する。後悔のない親の死を迎える前にすべきこととは?

看取りの準備が取れていないと後悔が残る

親が死ぬ前にすべきこと 親の死に心残りを持つ人たちは何に一番苦しんでいるのか。対象者500人にアンケートを実施した。Q1の「親の死は予期できましたか?」では、「できなかった」が37%を占める一方、Q2「親とのコミュニケーションは取っていましたか?」では「ほぼ毎日」親と連絡を取っている人が25.2%いた。  この結果をマザーリング&ライフマネジメント研究所所長の近藤和子氏はこう分析する。 「親が死ぬという事実には目を背けたいもの。疾患や病気を持っていても『まさか』と思う人は多い。いくらコミュニケーションを取る機会が多くても、親の死に対して、看取りの準備が取れていないと後悔が残るということです。一方で『ほとんど取ってなかった』が2位。依存でも疎遠でもない、適切な心の距離感を保つことも後悔のない別れには必要です」

Q1 親の死は予期できましたか?

・1年以上前からできた 22.0% ・1年未満、半年以上前からできた 11.4% ・半年未満、3か月以上前からできた 10.0% ・1~2か月前からできた 7.0% ・3~4週間前からできた 2.6% ・1~2週間前からできた 5.2% ・4~6日前からできた 1.6% ・1~3日前からできた 3.2% ・できなかった(突然だった)37.0%  2位は「1年以上前からできた」で22.0%。「予期していても後悔は生じるもの。限りある時間を意識して言葉と行動を”形”にしてあげることが大切です」(近藤氏)

Q2 親とのコミュニケーションは取っていましたか?

(電話・LINE・メールのやり取りを含む) ・ほぼ毎日 25.2% ・週に3~4日 9.2% ・週に1~2日 17.8% ・1か月に1回 16.8% ・2~3か月に1回 11.4% ・それ以下の頻度 19.6% 「今、日本では親子間の心理的距離(バウンダリー)が問題になっています。互いに自立した大人であるという意識が親子で尊重し合う“適切な距離”を生みます」(近藤氏)
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日本がこれから迎える多死社会に備えるべきと警鐘を鳴らす
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