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世代別の不幸度ランキング、1位は「団塊ジュニア世代」(71~74年生まれ)。給料減ってクビも危ない

 一億総貧困時代を迎える日本。本当に恵まれていないのはどの世代か? 今回、バブル世代、団塊ジュニア世代、ポスト団塊ジュニア世代、プレッシャー世代、ゆとり世代、Z世代の6つに分類。歩んだ道のりと待ち受ける将来から不幸No.1世代をあぶり出す!

世代別の不幸度ランキング1位は…

不幸度ランキング 各世代別の不幸度を7つの項目(年金、定年、子育て、結婚、雇用・出世、就職、受験)10点満点で評価。生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏、働き方評論家の常見陽平氏、大学ジャーナリストの石渡嶺司氏、3名の識者の声をもとに採点し、世代ごとの合計を示した。 ▼49点 バブル世代(’65~’70年、現51~56歳) (内訳:年金7、定年8、子育て7、結婚6、雇用・出世8、就職5、受験8) ▼67点 団塊ジュニア世代(’71~’74年、現47~50歳) (内訳:年金10、定年9、子育て9、結婚10、雇用・出世10、就職9、受験10) ▼65点 ポスト団塊ジュニア世代(’75~’81年、現40~46歳) (内訳:年金10、定年10、子育て7、結婚9、雇用・出世9、就職10、受験10) ▼56点 プレッシャー世代(’82~’87年、現35~ 39歳) (内訳:年金9、定年8、子育て7、結婚8、雇用・出世10、就職7、受験7) ▼54点 ゆとり世代(’87~’95年、現27~34歳) (内訳:年金10、定年7、子育て9、結婚6、雇用・出世8、就職8、受験6) ▼55点 Z世代(’96~’05年、現17~26歳) (内訳:年金10、定年9、子育て6、結婚8、雇用・出世7、就職7、受験8)  結果、不幸度1位は「団塊ジュニア世代」となった。今回は彼らが直面する定年問題を掘り下げる。

解雇規制緩和が叫ばれ、クビを受け入れる世代に

 昨年、サントリーHDの新浪剛史社長が提言して炎上騒動となった「45歳定年制」。しかし、導入すべきと主張する専門家も多い。特定社会保険労務士の安藤政明氏は、次のように語る。 「45歳でキャリアを見直す趣旨の発言でしたが、『定年』という言葉に世間が過剰反応。それに昨年施行された改正高年齢者雇用安定法で企業は労働者の就業確保の努力義務が65歳から70歳に変更になりました。つまり、45歳で定年というのは法律的にできないんです」
安藤政明氏

安藤政明氏

 しかし、今の状況は、多くの弊害を引き起こしていると指摘する。 「企業は経営難でも社員を定年まで雇う義務があるので正規雇用を抑え、非正規雇用者で調整します。労働市場の流動性もないうえ年齢の問題もあり、団塊ジュニア世代など40代は再就職も難しい。しかも、会社にしがみついて邪魔者扱いされる人も少なくありません」
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平均賃金も大きく変化
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