金融庁は「長期投資に向いてない」 レバレッジ型投信と毎月分配型投信のカラクリ
世界的な株高が続き、投資を始める初心者も増えている現在。だが、背後では金融商品を巡るトラブルが相次いでいる。警戒すべき金融商品と、そのカラクリを熟知して情報強者となるべし!
今回はレバレッジ型投信と毎月分配型投信について解説していく。
![[買うと損する]金融商品](/wp-content/uploads/2023/09/20230912t04003-550x460.jpg)
こう話すのはサラリーマン投資家の40代・男性。「レバナス」とは、レバレッジ型投信の代名詞。世界的なハイテク系銘柄で構成されるナスダック100指数の2倍の変動率になるよう設計された金融商品だ。大和アセットの「iFreeレバレッジNASDAQ100」に始まり、’21年に楽天投信投資顧問も「楽天レバレッジNASDAQ100」(通称・楽天レバナス)を売り出したことでブームに火がついた。だが、金融のプロたちは、レバレッジ型商品を敬遠している。
![[買うと損する]金融商品](/wp-content/uploads/2023/09/20230912t04003-550x460.jpg)
【レバレッジ型投信】 金融庁は「長期投資に向いてない」と警鐘
「’22年前半は“レバナス”の含み損が1200万円を超えて冷や汗をかきました。相場が戻し、今では数百万円のプラスに転じていますが(笑)」![[買うと損する]金融商品](/wp-content/uploads/2023/09/20230912t04006-550x413.jpg)
この特集の次回記事