更新日:2023年10月24日 14:17
ライフ

彼女にフラれてパパ活にのめり込んだプア高学歴の末路。“弱者男性”はエリートにもいる

貧困などで困窮しているのに“男性だから”と手を差しのべてもらえない男性が「弱者男性」と呼ばれている。先行き不安な時代が彼らを社会の隅に追いやったのか? 彼らが抱える“生きづらさ”の正体を突き止める。

「高学歴=高収入」という思い込みが生きづらい

新型[弱者男性]の肖像

彼女にフラれてパパ活にハマった菊地健さん(仮名・46歳)

「去年、同棲していた20代後半の彼女にフラれたんです。当時は非正規の研究職。ある日、彼女が『このままでは経済的に結婚できない』と言って飛び出していきました」 そう語るのは偏差値70超のエリート国立大学卒の菊地健さん(仮名・46歳)。 「慌てて飲食業の会社に正社員で入社。彼女に連絡を取ったのですが、『そういう向こう見ずな部分も不安』と言われ、結局それきりでした」

自暴自棄になりパパ活の沼へ

月収は25万円。自暴自棄になった菊地さんがハマったのがパパ活だ。