コンカフェ嬢の時給はコンビニ店員よりも安い!?それでも若い女性が集まってくる理由
萌え系にナース、CA、サイバーパンクやセクシー系、動物系も――昨今、一つの世界観に特化して華やかな衣装に身を包んだ女性が接客してくれるコンカフェ(コンセプトカフェ)が一大ブームを巻き起こしている。その走りはメイド喫茶だが、今やコンセプトは多種多様。ガールズバー同様、カウンター越しに女性と飲食や会話を楽しむ形態が一般的だが、なかには膝枕などの濃厚接触サービスを売りにしている“カフェ”も……。
「かつてはオタクカルチャーの色が強かったアキバのコンカフェですが、今や池袋、新宿、上野などでもオープンラッシュが巻き起こっており、“コンカフェ戦国時代”に突入している」
こう話すのは秋葉原と新宿でコンカフェを経営する福田さん(仮名)。なぜ、そこまで激増しているのか?
「キャバクラと比べて、小さな箱でもできるし、豪華な内装は不要なので、初期費用が安く抑えられるのが大きい。例えば、ウチの秋葉原の店舗は10坪程度。スナックの居ぬき物件で、内装はYouTubeを見ながらほとんどDIYで整えたので初期費用は保証金込みで400万円もかかっていない」
おまけに、人件費は格安で済むとか。