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キングカズの次男、格闘家・三浦孝太がタイで人気爆発「“親の七光”は悪口じゃない」

 もう親の七光ではない──。12月31日「RIZIN45」に、サッカー界のレジェンド・カズこと三浦知良とタレント・三浦(旧姓・設楽)りさ子を両親に持つ格闘家・三浦孝太が参戦する。総合格闘技の戦績は2勝1敗ながら、そのルックスの良さから、タイを中心にタレントとして絶大な人気を誇る。
格闘家・三浦孝太_エッジな人々

格闘家・三浦孝太

11月下旬からは現地用のCM撮影のためタイへ。12月2日にはタイの首都バンコクで、以前戦ったことのあるムエタイ界のレジェンド・ブアカーオのセコンドに就いた。親の影響のない国で輝く、格闘家の新たなる戦いとは。

タイでは“国民的英雄”扱い

──ここ数年、タイに多く足を運んでいますね。 三浦:去年と今年だけで5回くらい行っているんじゃないですか。もう向こうの生活にも慣れたけど、食べ物と飲み物だけは合わない(笑)。激辛料理は食べないし、パクチーがのっている料理だったらそれだけ抜いて食べています。 ──それでも行きタイ、と。 三浦:はい。カオマンガイとかおいしいご飯もあるし、人は日本より優しい気がするので、タイは好きですね。 ──今回は自分の試合ではなくブアカーオのセコンドでしたけど、タイの試合会場は独特の雰囲気がありますよね。 三浦:日本の格闘技の会場はエンターテインメント性が高く華やか。対照的にタイの会場は古代ローマ時代のコロッセオなどの闘技場の雰囲気に似ている。昔そこで闘ってきた選手たちの血や汗が染み渡っている感じがするんですよね。

タイの英雄ブアカーオに父の面影を重ねて