更新日:2024年01月26日 18:04
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遺品整理にきた“自称・故人の友人”が金目のものを奪っていく…その正体がヤバすぎた

 一人暮らしの老親や親族の死後の整理は、避けられない問題。  場合によっては遺品整理業者に頼ることもありうるが、関係者によると悪徳業者も少なくないブラックな業界であるという。被害者や当事者の話から、真相を追った。

“故人の友人”が遺品整理に「口約束した」

[遺品整理]のヤバい実態

※画像はイメージです(以下同)

 昨年、孤独死した親戚の家を整理しに行った野田千恵子さん(仮名・50歳)は、そこで得た不信感について次のように話す。 「家に行くと、故人の友人を名乗る人物と、リサイクル業者が押しかけてきました。彼らは『生前に故人と約束していた』と言って、電化製品や金目のものをどんどん持っていきました。  故人と交わしていた契約書や証拠はあるのかと詰め寄ると、『口約束だからそんなものはない』の一点張り。  こちらも相続権がないので強く言えず、引き下がるしかありませんでした」