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現役看護師が語る「ヤブ医者を見分ける方法」。態度が変わる“3つの質問”とは

ヤブ医者病院で診察を受けた際、何となく釈然としないことがあると「あの先生、大丈夫かな?」と疑ってしまう。こんな体験を誰しも一度くらいはしたことあるだろう。 医者と一口に言っても、よくもわるくもさまざまな人がいることは間違いない。診察してもらうなら、少しでも優秀な先生に診てもらいたいと思うのは患者として当然のことだ。 優秀な医師と“ヤブ医者”と呼ばれる医師は、どのように見分ければいいのだろうか。そこで今回は、現役の看護師数人に「ヤブ医者の見分け方」を聞いてみた。

高齢の先生は注意が必要

まずは某総合病院の小児科で看護師として働いているMさん。彼女が最初に挙げたのは高齢の医師について。勤務医の場合は基本的に65歳が定年であるが、開業医は年齢に関係なく働くことができるため、高齢の医師が経営している病院も多い。全体的な傾向として「高齢の先生はやや不安に思ってしまいます」とMさんは語る。
看護師

小児科で看護師として働いている30代女性のMさん

「医療って本当に日進月歩で毎年新しい治療方法が出るんですが、30代の私ですら付いていくのに必死なんです。だから、高齢のおじいちゃん先生で、それを日々更新できる人ってあんまりいないんですよね。経験豊かなベテランかもしれないけど、最新の治療方法を勉強せず、昔ながらの医療しか知らない先生は信用できません」 また、高齢の先生は自分の方針を押し通し、患者の話をあまり聞こうとしない人が多いという。 「今はいろいろな情報があるので、患者さんも自分で調べて先生に質問することがありますが、それを聞こうとしない先生は、おそらく最新の知識がない先生ですね。勉強していたら、患者さんの質問に対して堂々と回答できますから。逆に、おじいちゃんなのに、それらをしっかりとクリアしている先生だったら名医の可能性が高いと思います。何歳になっても学会に毎年参加している先生もいるので、そういう姿勢がある先生は信頼できるでしょう」
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai