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極悪でかわいい!? 人気の双子プロレスラー・斉藤ブラザーズ、34歳で遅咲きデビューのわけ

極悪双子レスラー に“萌える人”急増中!

プロレスラー 斉藤ブラザーズ_エッジな人々

プロレスラー 斉藤ブラザーズ

「オイ、おまえらッ、DOOM(破滅)してえのか!?」  大相撲出身の大型双子が大暴れしている。兄・斉藤ジュン、弟・斉藤レイの日米ハーフの「斉藤ブラザーズ」。34歳の遅咲きデビューながら、わずか2年で全日本プロレスの世界タッグ王座を獲得し、勢いのまま同年のプロレス大賞新人賞も受賞。特筆すべきは極悪なファイトスタイルだけではなく……リングを降りた後だ。テレビ番組のリポーターを任されれば、敬語を使い紳士的に振る舞い、甘いものを笑顔で食べちゃうなど、完全にいい人なのが丸わかり。新時代の“こわかわ”で人気上昇中の最恐タッグの素顔に迫った。

地元宮城の情報番組で食レポコーナーを担当

──プロレスデビューして2年目でベルトを獲得され、プロレス大賞新人賞まで受賞されました。ここまで順調にいくと思っていましたか。 ジュン:俺たちは34歳で入門したから、「遅咲き」という自覚はあったし、「やってやる!」という気持ちは誰よりも強かったよな。 ──プロレス以外での露出も増えて、地元宮城の番組『OH!バンデス』内の食レポコーナー「TAXIめし Returns」ではリング上と違った一面を見せて話題になっています。
レイ:番組が始まってからは宮城県に行くと、どこでも声をかけられるようになったよ。番組のおかげで地元角田市の一日警察署長もやらせてもらったり。 ジュン 警察署にある控室に行ったらホワイトボードに俺たちのキメ台詞である「DOOM!」と書いてあったんだよ。歓迎のつもりなんだろうけど〝破滅〟って意味なんだよね(笑)。 ──「TAXIめし」がここまで人気になった理由はなんだと思いますか? レイ:リング上での獰猛な姿と食べている時の優しい姿のギャップが面白いとはよく言われる。 ジュン:でも、普段のままやっているだけ。俺たちの力というよりコーナーを作ってくれるスタッフさんのおかげじゃないか。 レイ:おい、極悪ヒールがあんまり人に感謝するなよ(笑)。
週刊SPA! 2月6日号 <1月30日(火)発売> 週刊SPA! 2月6日号 <1月30日(火)発売>

インタビュー連載『エッジな人々』/斉藤ブラザーズ