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猫の経済効果は、大阪万博を上回る!? “猫ふるさと納税”やクラファンも急増中

2月22日の「猫の日」は歴史的な一日に。1989年の平成バブル以来、34年ぶりに日経平均が史上最高値を更新したのだ。これは猫の力なのか……? お金も招くニャンダフル効果で幸せになる方法を探る!

ネコノミクス効果は大阪万博を上回る!?

 [マネー(金)猫]の極意「これほど役立たずで、これほど繁栄を極めている家畜はほかにいない」 動物学者デズモンド・モリスがこう評したのは、もはや人類に欠かすことのできないパートナーとなっている猫。言い換えれば、“彼ら”ほどニャンダフルな生き物はいないということ。すでに、癒やし効果などは数々の論文で明らかにされているが、その影響力は経済にも及ぶ。関西大学の宮本勝浩名誉教授が話す。 「’23年のネコノミクス(猫の経済効果)を試算したところ、新規飼育者・飼育数はわずかに減少しているものの、経済効果は過去最高の2.5兆円に上りました。大阪万博の経済効果が2兆~2.3兆円と試算されているので、猫の力はそれを上回るんです」