日経平均が一時4万円の大台を突破し、世間は色めきたっているが、賃上げは一部の大企業に限られ、いまだ道半ばだ。ただ思いもよらない理由で、すでに好景気に沸いている業界もある。どんな仕事の給料が爆上げしているのか？ 働く人々の暮らしぶりに迫った！ 六本木発のアダルト関連業界のインバウンド好景気は、池袋にも到達。この地に店舗を構えるキャバクラでスポット的に勤務するりりかさんは、活況ぶりをこう話した。 「コロナ禍では、時給が4000円弱。指名や同伴のバック（歩合給）も全部なくなり働く気がうせたけど、今は時給が7000円にアップ。給料が上がったのは外国の方のおかげですね。TikTokを見て来店した中国のお客さんは『ショート動画で流行ってるシャンパンタワーをやってみたい！』とノリで注文してくれるし、少しでも売り上げに貢献するように動くと、お店から5万円の報償金が支給されるようになりました！」 コロナが収束していない1年前、20万円だった月給は…