「咳止め薬を1瓶まる飲みキメセクは多幸感が違う」トー横キッズが語る“市販薬SEX”の中毒度
―[合法SEX薬大全]―
風邪薬や咳止めなどを大量・頻回に服用するオーバードーズ(以下OD)。規制された危険ドラッグに取って代わるように、2016年から10代を中心に急増し、社会問題になっている。今年5月には、埼玉県所沢市で15歳の女子高生が死亡し、空になった包装シートが複数あることから、ODの可能性が高いと報じられている。
「好奇心」「嫌なことを忘れたい」「友達に勧められて」――。ODをする動機はさまざまだが、なかには”媚薬”として市販薬を服用し、SEXに耽る人もいるようだ。
「市販薬を使ったキメセクは、週一くらいやってます。エッチするときは、ほぼ毎回薬を飲んでるんで。今まで30回くらいやったと思います」
専門学校に通う佐田亜美さん(仮名・20歳)は、黒髪の姫毛カットに地雷系ファッションを着こなし、新宿・歌舞伎町にたむろする、いわゆるトー横キッズだ。「今も10分前にブロンを15錠飲んできました(笑)」と空になった瓶を見せながら、あっけらかんと語る。