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“伝説の媚薬”が再現? 服用カップルが語る「フォクシー」とキメセクの相性

―[合法SEX薬大全]―
合法SEX薬62000年代初頭、「合法ドラッグ」の第一次ブームと呼ぶべき現象が起きていた。渋谷の露天商はマジックマッシュルームを売り、繁華街にはガラスパイプや大麻の吸引具とともに合法ドラッグを販売する「ヘッドショップ」が点在し、中には商品をデリバリーで配達する業者もいた。 その当時から、高い性感効果があるとして、一部の遊び人の間で流行していたのが「5-メトキシ-N,N-ジイソプロピルトリプタミン(5-methoxy-N,N-diisopropyltryptamine)」という幻覚剤だ。略称の「ゴメオ」で認知され、「伝説の媚薬」ともうたわれたが、2005年の麻薬指定によって所持や使用が禁じられることになった。当時のブームを知る販売業者が語る。 「ラブホテルからの注文が多くて、店舗と道玄坂のラブホ街を原付で何往復もしたものです。ゲイカップルにも人気で、これも後に禁止されたRUSHとセットで買う客が多かった。ただ、あんなもの体に入れていいわけないって思ってたけどね。“合法ドラッグ”として売られていたけど、その中身が本当は何かなんて売ってる俺らでもわからなかったんだから。嘔吐して救急車で運ばれる客や、酩酊して車に轢かれた人もいたな」 あれから20年近くが経過した今。「フォクシー」なる合法ドラッグが登場し、悪名高きゴメオの後継という触れ込みで流通しているという。そんなフォクシーに興じるカップルに話を聞くことができた。

体をビクつかせるほどのエクスタシー