2025年こそ良い年になってくれ～！と神仏や占いにすがりたくなる季節。なかでも気になる「金運」だが、世のお金持ちは何か金運アップ術を駆使しているのだろうか？　ということで、投資やビジネス、宝くじ、ギャンブルで億の資産を築く猛者たちの運気UP術を探った。 一攫千金を夢見て、神様にすがったことのある人は多いだろう。運要素の大きなギャンブル好きならなおさらのこと。一方、運よりも企業や経済の分析力と戦略が求められる投資の世界でも、ゲン担ぎなどのスピリチュアルを“信仰”する人が少なくない。相場は時に、理屈では割り切れない動きをするためだ。 FXで15億円を稼いできたジュン氏もゲンを担ぐトレーダーの一人。トレード用のデスクには“倒れた”ままの招き猫が放置されている。 「トレード仲間にもらったので、最初は普通に飾っていたんです。でも、招き猫が倒れたその日に大きく勝てた。以来、元に戻さず、倒れっぱなしにしてます。トレードには感覚的な部分もあるんです。元に戻したら、気づかないところでその感覚が変わってしまうかもしれない。それが嫌なんです」 感覚が変わらないよう、生活習慣にも気を配っている。 「勝ち始めた頃からコンタクトレンズを入れる順番から歯の磨き方までルーティン化し、毎日同じメンタルで相場に臨めるようにしました。新しいベッドを購入するときも、相場が大きく動くイベントの前は避ける。睡眠時の感覚が変わったら大ケガするリスクがあるからです」 一方で、新たな取引スタイルへと転換するときの習慣もあるという。