「アイドル時代は地獄でした」ファンの肩モミをするアイドルが、挫折して見つけた新天地

日本が世界に誇るアイドル文化。約3000組いるグループの中には、夜勤明けでライブに出たり、整形を公表して活動したりするなど尖ったコンセプトのアイドルもいる。そこまでして活動する理由とは? ヤリ過ぎアイドルたちが人生を懸けて活動しているように、過去にもその生きざまを輝かせたヤリ過ぎアイドルがいた。『ザ・ノンフィクション』で話題を呼んだアイドルのその後に迫った。

私は一生アイドル。プロレスラー中野たむの生きざま

[ヤリ過ぎアイドル]の肖像

中野たむ氏

「振り返ると、地獄でした」 そう話すのは、国内最大の女子プロレス団体「スターダム」の看板選手である中野たむ氏。もともとは’13年頃に活動していたアイドルグループ「カタモミ女子」のメンバー。その名の通り、アイドルが肩揉みをする実店舗を構え、ヤリ過ぎといえるコミュニケーションで、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で取り上げられるなど、当時大きな話題を集めていた。