更新日:2024年12月16日 15:17
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港区生まれ麻布高育ちのエリート医師。「東大受験専門塾で無双」の神童ぶりも大学進学後に”初挫折”したワケ

医師カーストのトップと言っても過言ではない外科医から、下半身のコンプレックス解消に特化した美容外科医に転身した「ヴェアリークリニック」の井上裕章院長。彼はいかにして山口県の公立小学校から男子御三家の麻布中高、さらに東大理三に進学したか。その原点を聞いた。
井上裕章院長

東大を卒業し、現在は下半身美容専門医として活躍する井上裕章院長

女性であれば尿もれや膣の締まり具合、男性であれば包茎や大きさなどの悩み。それらの下半身の悩みは人に軽々しく言えるものではない。その悩みをできるだけ解消したいと井上院長が開院したのが東京都港区に位置する「ヴェアリークリニック」だ

港区生まれのシティーボーイが山口へ。四谷模試で全国1位の神童ぶり

井上院長は、父親が耳鼻科医だったことや親族にも医療関係者が多かった環境から 、物心ついた頃には「医師になるもの」と考えていたという。父親が地元に開業したことをきっかけに、小学校入学時に生まれである東京港区から山口県の宇部市に引っ越した。
外科医の父、専業主婦の母のもとで育った幼少期

外科医の父、専業主婦の母のもとで育った幼少期

「小学生のときから、勉強はめちゃくちゃできました。3歳上の兄が小学6年生のとき、中学受験をするために四谷大塚系列の進学塾に通い始めたので、なんとなくお兄ちゃんの真似したい的な感じで“僕も行きたい”と言って。その地域ではかなり早いほうでしたが、小学3年から塾に通い始めました」